ホルモン療法への期待値

更年期障害の治療には加齢で不足しがちな女性ホルモンを投薬で補うホルモン療法という治療法があります。高齢化が進む今の日本社会では女性の間でも薄毛で悩む人の数が増加傾向にあるのですが、更年期障害の治療でホルモン療法を開始した人の中には薄毛が改善したという例も報告されています。これは毛髪の発育に欠かせない女性ホルモンを薬で補うことにより、体内の女性ホルモン量が増加したためだと考えられています。このため、AGA以外の薄毛治療にはホルモン療法が有効なのではないかということで、現在研究が進められています。最近のホルモン療法剤は副作用も緩やかなものが開発されているため、うまく研究成果が確立されればAGA以外の治療法として認められるかもしれません。男性も更年期以降になると体内の女性ホルモン量が減少します。しかし元々女性ほど女性ホルモン量が多いわけではないので、女性に比べて更年期障害の症状の出方が極端に強いということではないのですが、薄毛や肌のくすみ、しわなどは女性ホルモンの量が低下したことで引き起こされる更年期障害の一種と考えることができます。薄毛に対するホルモン療法が確立されたあかつきには、薄毛だけでなく他の老化現象の進行を食い止めることが可能かもしれないという期待も寄せられています。